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RPAツール9選! 導入メリットと選び方を解説

RPAツールの導入により、業務効率化や生産性の向上を実現できます。ただ、RPAで効率化を図れる業務とそうでない業務があるのも事実です。本記事では、RPAの概要や導入するメリット、RPAの恩恵を受けられる業務とそうでない業務、代表的なツール、選び方などについて解説します。

RPAツール9選! 導入メリットと選び方を解説

徹底解説!RPAの導入メリットとツールの選定ポイント

RPAツールとは

RPAツールとは、コンピューター上で行う業務を自動化できるツールです。メールの送信やデータ収集、分析、請求書の発行など、一定のルールに則って行う定型業務の自動化を実現できます。

ルールや手順が決まっている作業の自動化に適している一方、頻繁にイレギュラーが発生する作業やルール変更が多い業務などはRPAに向いていません。その都度判断が必要になる業務や、処理が複雑な作業も同様です。

Excelのマクロ(VBA)も定型作業の自動化が可能ですが、基本的にofficeソフト上で行う作業しか自動化できません。一方、RPAは複数のアプリやツールで横断的に行う業務の自動化が可能です。

AIとも混同されがちですが、明確な違いがあります。基本的にRPAは指示されたこと、ルールで決められたこと以外はできませんが、AIは使い続けるなかで学習し成長するため、イレギュラーな事態にも対応が可能です。

業務棚卸チェックシート
徹底解説!RPAの導入メリットとツールの選定ポイント

RPAツールの導入メリット

RPAツールを導入するメリットとして、生産性の向上が挙げられます。従来、人の手で行っていた定型作業を自動化できるため、今までより少ない人員でこれまでと同等、もしくはそれ以上の成果を得られます。また、作業の自動化に伴い人員も減らせるためコストダウンにもつながります。

ヒューマンエラーを防止できるのもメリットです。どれほど優れた人であっても、集中力の低下や体調不良などにより、ミスを犯してしまうケースは少なくありません。一方、RPAは人間のように体調を崩すことも集中力を低下させることもないため、ヒューマンエラーの発生を防止できます。

RPAツールの選び方

RPAツールを選ぶ際に重視するポイントとして、コストが挙げられます。RPA導入にかかる初期費用と、継続的に発生するランニングコストを考慮して検討する必要があります。予算の範囲内で自社の目的を達成できるか、必要な機能が実装されているかどうかも見極めましょう。

カスタマイズのしやすさや操作性も大切なチェックポイントです。自由度の高いツールは、自社に合わせたカスタマイズを行えますが、コーディングの知識や技術が求められます。一方、知識不要で使用できるタイプはすぐ運用を開始できるものの、カスタマイズの自由度は高くありません。

サポート体制もチェックしましょう。初めてRPAを導入するケースでは、不明な点がいくつも出てくる可能性があります。そのようなとき、きちんとサポートを受けられるツールやベンダであれば安心です。海外製のツールを導入する場合は、日本語のサポートに対応しているかどうかもチェックしておきましょう。

RPAツールおすすめ比較9選

RPAツールは数多くリリースされており、製品によって実装されている機能や強みが異なります。以下にピックアップした7つの製品も、それぞれ特徴が異なるため、さまざまな部分を比較しつつ検討してみましょう。

WinActor(ウィンアクター)

WinActorは、NTTグループがこれまで蓄積してきたノウハウを投入した純国産のRPAソリューションです。使いやすい操作画面を採用しており、プログラミングの知識や技術がなくても業務の自動化を行えます。

Windows上で稼働する、多彩なアプリケーションに対応しているのも特徴です。ExcelやWordをはじめとしたofficeソフトやERP、電子決裁システムなどさまざまなアプリケーションに対応できます。

また、丁寧なサポートを受けられるのも魅力です。導入時はもちろん、運用に関するサポートも受けられるため、導入後も安心して利用できます。

https://winactor.com/

batton(バトン)

battonは、使いやすさに定評があるRPAツールです。リピート率97%を実現していることからも、同ツールの使いやすさがうかがえます。

直感的に操作できるため、RPAを初めて利用する方でも安心です。高度なIT知識を求められないため、IT初心者が多い企業に適しています。

AIを搭載しているのも特徴です。ひとつのコンピューター上で実現した効率化の動きをAIが学習し、他の端末でも再現できるため組織全体の業務効率化を進められます。

https://lp.batton.cloud/2022-0301

UiPath(ユーアイパス)

中堅から大手まで、さまざまな企業が導入している実績あるツールです。海外製ツールではあるものの、日本語に対応しているため安心して利用できます。基幹システムとの連携実績も豊富で、自動化によって様々な分野での業務効率化を実現しています。

ドラッグ&ドロップの簡単操作で、作業の自動化を実現できるのもメリットです。高度なプログラミング知識はいらず、豊富なテンプレートを用いて容易に自動化が可能です。

また、トライアル利用ができ、リスクを抑えて導入できるのも魅力です。あらかじめ機能や操作性をチェックしたうえで導入するかどうかを判断できます。

https://www.uipath.com/ja

Autoジョブ名人

Autoジョブ名人は、安定性と使いやすさに定評がある国産RPAです。「ITベンダに聞いた中小企業に勧めたいRPA」で第一位を獲得しており、中小企業に適したツールです。

タグ情報をスムーズに取得できるタグ解析ビューアを搭載しているほか、運用をサポートするさまざまな機能を実装しています。また、利用頻度の高いスクリプトを提供しており、業務自動化までの時間を短縮できるのも魅力です。

こちらも無料トライアルを用意しているほか、導入前後のサポートも充実しています。導入前にはオンラインで相談でき、導入後も手厚いサポートが受けられます。

https://www.usknet.com/services/autojob/

Power Automate(パワーオートメイト)

Microsoftが提供しているツールです。メールのリマインダーを受け取る、特定のキーワードを含むツイートが行われたときメールで通知するなど、さまざまなテンプレートが用意されているため、手軽に業務の自動化を行えます。

「生産性を高める」「データ収集」など、カテゴリーからテンプレートを探せるのも特徴です。目的に応じたテンプレートをスムーズに見つけられ、速やかな業務効率化を実現できます。サブスクリプションと従量課金制の料金プランが用意されており、いずれも低コストで導入が可能です。

https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/

AUTORO(オートロ)

AUTOROは、クラウド上で行うさまざまな単純作業を、スピーディーに自動化できるツールです。使いやすいインターフェースを採用しているため、直感的に操作できるのも魅力です。

自動化処理はクラウド上で行うため、処理中でもパソコンを用いて他の業務を行えます。Slackやチャットワーク、Googleドライブなどは初めからAPI連携が組み込まれており、必要に応じて追加するだけで簡単に利用できます。

https://autoro.io/

Automation Anywhere(オートメーション·エニウェア)

Automation Anywhereは全社導入に適したツールです。使いやすい操作性が評判で、煩雑な操作に抵抗のあるビジネスユーザーの方にもおすすめできるのが「Automation Anywhere」の特徴です。

ビジネスユーザーのためにデザインされていますので、迅速かつ柔軟に導入を進めることができます。IT以外にも、金融業界、製造業、物流業などの業界はもちろん、大手企業から中小企業に至るまで幅広く使われています。

また、Community Editionというスモール ビジネス向けに無料でRPAを体験することができるサービスも魅力です。

https://www.automationanywhere.com/jp/

Syncroid(シンクロイド)

SynchRoidは、ソフトバンク社が提供するRPAツールで、「ユーザに優しいRPA」をコンセプトに掲げています。社内業務の自動化に成功したノウハウと多数の導入経験をもとに、ユーザーの使用用途と目的に沿ったサポートを受けられることも魅力の一つです。

また、サーバーの構築が不要なため、スモールスタートが可能なものから、大規模導入に最適なものまでユーザー種類を問わず希望に沿った形での導入が可能となります。

https://www.softbank.jp/biz/services/rpa/synchroid/

Blue Prism(ブループリズム)

Blue Prismは、数々の大手企業が導入している実績あるツールです。AIと機械学習の技術を採用したツールであり、稼働の安定性と強固なセキュリティに定評があります。システム間の連携にも優れており、基幹システム改修にも活用できます。

自動化処理した情報は暗号化され、データベースで一元管理するため情報漏えいのリスクを軽減できます。また、アクセス権限を細かく設定でき、各種ログも取得できるためガバナンス強化にも対応します。

Blue Prismは、自由度の高さにも定評があります。ローコード開発だけでなくプロコードにも対応しているため、小規模から大規模まであらゆる規模の開発が可能です。コーディングにより自社にマッチしたロボットを設計できるため、エンジニアが在籍している企業に対して特に適しています。

https://www.blueprism.com/japan/

まとめ

RPAの導入により、生産性の向上やコスト削減を実現できます。ツールを選ぶ際には、コストや自由度の高さ、サポート体制などのチェックが必須です。

エンジニアが在籍しているのなら、横展開しやすいBlue Prismの導入がおすすめです。

Blue Prismは、自動化部品の再利用性が高いため社内で横展開したときにメンテナンス費用を抑えることができます。そのため、費用対効果が高く、自由度の高い開発が可能です。全社的に使用でき、自社にマッチした業務自動化を実現できます。

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