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無料RPAツール3選! メリットやデメリットについても併せて解説

無料RPAツールは、コストを抑えて業務の自動化を進めたい企業に適しています。ただし、無料ツールには相応のデメリットや注意点があることも理解しておかねばなりません。本記事では、無料RPAツールのメリットやデメリットとあわせて、おすすめのツールをご紹介します。

無料RPAツール3選! メリットやデメリットについても併せて解説

徹底解説!RPAの導入メリットとツールの選定ポイント

RPAツールとは

RPAツールとは、Robotic Process Automationの略であり、ロボットを用いて定型作業を自動化できるツールです。自動化できる業務の例としては、問い合わせ対応や請求書の発行、受理、データ収集、分析、帳票の印刷などがあります。製品によっては、プログラミングやコーディングの知識不要で運用できるため、近年は導入する企業が増えています。

ツールの導入により、これまで手作業で行っていた業務をロボットが効率的に処理するため、業務手順の省略や作業時間の短縮に期待できます。さらに、ロボットは24時間365日稼働でき、ヒューマンエラーを起こすことがないので、業務品質の向上にも寄与します。ロボットに単純作業を代行させることで、ノンコア業務にあたる人件費の削減や、リソースをコア業務に集中できるメリットもあります。

また、RPAツールと同様の機能を有するソフトとしてUWSCがあります。UWSCはWindows上の操作を自動で反復するマクロを作成できるツールであり、その他の一部機能にはプログラム知識を必要とします。

個人製作のソフトウェアであり、すでに更新が止まっているため、OS更新への対応やサポートが得られない点には注意が必要です。

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徹底解説!RPAの導入メリットとツールの選定ポイント

無料で使えるRPAツール3選

RPAツールには、無料で利用できるものもあります。いきなり高価なツールを導入するのに抵抗があるのなら、まずは無料ツールから試してみるのもひとつの手です。

Power Automate Desktop(パワーオートメイトデスクトップ)

Power Automate Desktopは、MicrosoftがリリースしたRPAツールです。Windows 10/11であれば無料で利用できます。

さまざまな自動化処理をテンプレートで数多く用意していることが特徴です。たとえば、「Gmailの添付ファイルをDropboxに保存する」「設定したタイミングでリマインダーをメール送信する」などがあらかじめ用意されているため、目的に合ったものを選ぶだけで簡単に業務を自動化できます。

月額課金の有償版もあり、連携機能や自動化の対応範囲などに違いがあります。詳しくは下記の公式ページをご参照ください。

参考:Power Automate(Microsoft公式)

マクロマン

マクロマンは、コクー株式会社が提供しているRPAツールです。完全無料で利用できるツールで、これまでに2,500社以上で導入実績があります。

機能制限がなく、永続的に無料で利用できることがメリットです。機能やインストールできる端末の台数にも制限はありません。

また、無料ツールにもかかわらず、手厚いサポート体制を整えています。Zoomを用いた相談をはじめ、有償の受託開発やスタッフ常駐サポート、スポット派遣などさまざまなサポートを受けられます。一方で、Windows 10 Proのみの対応のため注意が必要です。

詳しい導入事例やサポート体制などについては、下記公式ページにて確認できます。

参考:マクロマン公式

SikuliX(シクリX)

SikuliXは、画像認識技術を利用したRPAツールです。商用でも完全無料で利用でき、Windows、MacOS、Linuxに対応しています。

画像認識により、ユーザーインターフェース上の操作を自動化できることが特徴です。たとえば、画面に表示されている文章の特定範囲をコピー&ペーストする、キーワードを入力して検索するといった一連の動作を自動化できます。

一方で、プログラミングやコーディングの知識、技術が求められるため、これらのスキルがないと利用は難しいかもしれません。また、保証などもないため注意しましょう。

下記ページからダウンロードできます。利用時の注意点やFAQについても記載があるため、導入する際にはよく理解しておきましょう。

参考:SikuliX公式

無料RPAツールのメリット

無料RPAツールを導入するメリットはコストがかからないことです。完全無料で利用できるツールであれば、導入はもちろん、運用にも金銭的な負担がかかりません。

そのため、RPAを本格的に組織へ導入する前に試験運用できる点もメリットです。無料利用できる期間が定められているツールであっても、導入する前に機能や使い勝手などを確認できるため、判断材料を得られます。これにより、コストを支払って導入したあとで「自社には合わなかった」といった事態に陥るリスクを軽減できます。

また、無料ツールは機能が限定的なぶん、利用がシンプルという点もメリットです。多機能なものに比べて扱いやすく、短い期間で効果を実感できるでしょう。成果が挙がれば、より高度な機能を有する有料ツールを導入する際の予算編成でも役立ちます。

無料RPAツールのデメリット

無料RPAのデメリットとして、機能制限が挙げられます。無料ツールでは既存ソフトウェアとの連携や共有機能などが使えない場合があります。そのため、導入したものの不便で使い勝手が悪く、成果につながらない状況も考えられます。

また、海外で開発されたツールは、日本語に対応していないものも少なくありません。英語表記のソフトウェアは直感的に操作しにくく、問題発生時にも対応に時間がかかる可能性があります。

他には、個人開発のフリーソフトの多くは保証やサポートの対応がない点に注意が必要です。いわゆるフリーソフトの使用は基本的に利用者の自己責任であり、問題が起きた場合、解決のために相応の知識を要する場合もあります。

有料のRPAツールを利用した方がいいケース

前述の通り、予算的に有償利用が難しい、まずはRPAを体験してみたいといったケースでは無料ツールからはじめるのがおすすめです。ただし、大規模な業務を自動化したい、手厚いサポートを求めている場合では、有料ツールを利用した方がよいでしょう。

大規模な業務の場合

業務フロー全体の見直しといった大規模な業務の自動化となると、ロボットに膨大な処理が必要となりエラーが発生する可能性が高まります。有料ツールには稼働状況のモニタリングやエラーの通知機能を実装したものもあり、組織規模での自動化に用いることを前提としています。

ただし、大規模な業務を自動化する場合でも、まずはスモールスタートがおすすめです。大規模運用に適した有料ツールの無料トライアルから試験的に導入し、様子を見つつ対象範囲を拡大していくとよいでしょう。

手厚いサポートが必要な場合

ツールを導入した直後にはうまく活用できず、かえってトラブルの原因となるかもしれません。そのような状況を回避するには、手厚いサポートを受けられる有料版がおすすめです。

提供元へ問い合わせて相談すれば、わざわざ自社で不明点を調べてトラブルの解決に時間をかける必要がなくなります。ツールが無料でも、それを問題なく利用するために専門家を手配する必要がある場合、そのための手間やコストの発生を抑えられます。

有料のおすすめRPAツールをご紹介

上記の通り、RPAツールには有料のツールを利用した方がいいケースがあります。先ほど挙げたケース以外に「個人情報を扱うなど、高セキュリティで統制が効いたツールが必要」「1ロボット以上での導入で費用対効果をしっかり出したい」といったケースも考えられます。

そのような無料ツールではカバーしきれない領域にも対応している、おすすめ有料ツールをご紹介します。

Blue Prism Desktop(ブループリズムデスクトップ)

Blue Prism Desktopは、AIと機械学習の技術を活かしたRPAツールです。基本的に有料ですが、無料トライアル(無償評価版)を利用できるため導入前に機能や操作性を確かめられます。

Blue Prism Desktopの魅力は自由度の高さです。プロコードに対応しているため、技術を有するエンジニアがいれば用途にマッチした自動化プログラムを作成できます。完全なプロ仕様だけでなく、ノーコードでも利用できるためコーディングスキルがなくても問題ありません。

堅牢なセキュリティ環境を構築しているのも特徴です。処理したデータは暗号化したうえで一元管理し、さらに各種ログが記録されるため情報漏えいや改ざんなどのリスクを軽減できます。処理を実行した端末にもデータは残らないうえに、細かな権限管理も行えるため安心です。

企業向けに特化したツールであり、料金は本番環境でのロボットの稼働に応じた従量制を取っています。無償評価版はユーザー登録すれば30日間利用できます。本格的に導入する際には、公式サイトから問い合わせましょう。

Blue Prism Desktop(SS&C公式)

まとめ

RPAツールは、ロボットにより作業の自動化を図るソフトウェアです。無料ツールは運用コストを抑えられ、試験的な導入に向いています。一方で無料ツールの多くは提供元からのサポートが受けられず、大規模な利用は難しいというデメリットもあります。

有料のRPAツールであれば、組織向けの機能を備え、サポートも充実しています。

ノーコードからプロコードまで対応しているBlue Prismは、あらゆる規模の開発が可能でありセキュリティ面も万全です。無料トライアル(無償評価版)もあるため、まずは一度試験的に導入してみてはいかがでしょうか。

下記ページからBlue Prism無償評価版をダウンロードできます。

https://www.blueprism.com/japan/free-trial/

徹底解説!RPAの導入メリットとツールの選定ポイント
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